月山南面、立谷沢川最上流域、清川源流にひっそりと建つ格式高い山小屋、
また小屋から上は手付かずのお花畑が広がる。
**国道112号岩根沢分岐より車で約30分、岩根沢登山口より烏川経由で約3時間
**小屋から上部、胎内岩にかけルート上に遅くまで雪渓が残るので
悪天候時は経験者の同行が必要.**
7月中旬になるとルート上にガイドロープが張られるが
時期は西川町役場、又月山観光協会へ確認のこと。
所有者 : 西川町 管理者: 岩根沢宿坊組合・清川仙人会
Operatied : Ask Nishikawa town office
収容人数 : 約100人 Capacity : 100
Sleeping : Dormitory style
小屋横へ引き水、 Drinking water : Pipe water Except snow season
トイレ、ストーブ Human waste : Not flushing toilet available
Heating : Wood stove
Liting/Cooking : None
管理協力金: 1000円 Charge : 1000Yen each
お願い:ゴミや残りの食材、調味料は持ち帰って下さい。
ストーブは水による消火はしないで下さい錆びで底が抜けます。
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状 況 |
アクセス林道 |
岩根沢ルートは通行不可。 |
登山道 |
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水場 |
。 |
小屋 |
利用できます、残った調味料・食料は必ず持ち帰ってください。 |
平成27年4月1日現在
清川仙人会(岩根沢)による冬支度状況・・毎年10月中旬実施
*駐車場は岩根沢月山登山口から20m手前を左折し奥に十数台は駐車できる、登山口から約15分でドウダン街道コースとの分岐点、
これより右へ道をとる。
岩根沢月山登山口。 ドウダン街道コースとの分岐点。
緩やかな下りを行くとブナ林のつづら折の下りになる、やがて烏川が下に見えるころ、
烏川沿いの山道と合流する、すかさず左折し烏川河床に出る。
渡渉は残雪期および降雨後以外は膝下程度で対岸へ、ここは昔烏川行人小屋があり
月山信仰行者でにぎわった所。 (水はここで補給のこと、両側に枝沢があり水質は良い。)
道は向かいの河原を突き抜ける 烏川渡渉点 帰りはまえの土手を2m位登る。
これからの登りはブナの大木の原生林をS字の連続で夏は涼しく秋は爽やかに高度をかせぐ。
やがて左下側に沢筋が見えて来ると登りも楽になる、この辺りからブナとナラに混じって
あたりに不釣合いな杉の木が規則的に現れる、これは行者道として盛んに往来したころの
なごりで丁目杉として植えられたもので、冬の気象が厳しいため枝が松のようになっている。
渡渉後のS字 中央の緑が丁目杉 途中にある僧侶行き倒れの碑
ブナ林も終わり左に谷を見ながら低樹林をしばらく歩くと、突然眼の前に小屋が見え入り口 正面にでる、
小屋の前には歴史を物語る多数の石碑とお地蔵様が小屋を見守っている。
突然見える清川行人小屋 小屋を守る石碑と石地蔵
*岩根沢月山登山口を出発し右へ下る烏川コースへの分岐を直進する、この
コースは距離は長いが高低差が少なく風景を眺めながらのんびりと小屋まで
一日コースとしたいところ、道幅は広く手入れも良く周りのドウダンツツジや
頭上の月山を楽しみながら右に地蔵森山を過ぎると、左から本道寺からの登山
道と合流する。
これより少しづつ登りが増えるが大したことはない、一段高いところに出ると
右前方、烏川源流をはさんだ先に赤い屋根の清川行人小屋が確認できる。
この辺りは遅くまで残雪があり時期を過ぎても山菜が観賞できる。
低木の尾根道を進むと90度右に曲がる小屋への横道分岐に出る、ここから
横道へ入り先にみえるダケガンバの林へ向け笹の間を進む、道跡ははっきり
しているが残雪が多い時は先に見えるダケカンバ上から15本目辺りを目標に
進むとはっきりとした林を越える道に出る、その先を越えると眼下に小屋が表れ
る、小屋へ行く前に清川の水で喉をうるおしたい。
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