国道112号線岩根沢口から北へ車で約10分国指定重要文化財出羽三山神社まえ左折、岩根沢林道を峠の旧営林署小屋跡まで約20分ここ駐車スペース有るが、左折し登山口駐車スペースまで通行できる。 ただしこの間は落石・土砂流失等多く道路管理者・部落へ要確認。
国道112線、本道寺湯殿山神社駐車スペースもしくは50mほど下部の、本道寺集落 集会所駐車スペースからの本道寺湯殿山神社左横が登山口。他に林道あるが施錠されているので本道寺集落に確認が必要。
国道112号線月山口バス停から北へ県道を約15分志津集落から月山姥沢自動車道を約20分姥沢駐車場から姥沢リフト利用、月山山頂越えて胎内岩経由登山道東沢コースで小屋へ。
入口入ると板張りのフォロア中央正面に薪ズトーブが鎮座し、奥に高松宮様が暖を取ったであろう石積みの暖炉があります。 東向きには水道つき炊事場、サブ水道設備とトイレが有り、まったく田舎の山小屋とは思えない充実設備です。 玄関入り右にはヘリコプターで荷揚げした貴重なストーブ用薪が積んであり、のこぎり・ナタが添えてあり登山者が自由に利用出来ます。トイレにはトイレットペーパーも置いてあり管理が行き届いてます。
階段を上がるとドミトリースタイルの睡眠スペースがコの字にあり、奥に二部屋の個室があり高松宮様の寝室と従者の部屋が有ります。二階に上がってすぐに高級毛布が積んであり自由に利用できます。 手摺はカンバの天然木が使用してあり今では考えられないような気の使いようです。 画像一階左は炊事場、その横が奥がトイレ、右のガラス戸が入口です。
清川行人小屋は立谷沢原流清川畔にあり小屋辺りが森林限界になってます、森林事業の出先小屋があり、高松宮様が宿泊なさった後、西川町に払下げとなりました。 小屋廻りには仏像・石碑・祠など、数百年前から出羽三山信仰の業者宿の痕跡が多々見られます。